毎年10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」。2019年10月１日に「食品ロスの削減の推進に関する法律」（通称：食品ロス削減推進法）が施行されたのにあわせて定められました。
では「食品ロス」とは、一体なにか？ それは、本当は食べられるのに廃棄されてしまう食品のこと。
日本では年間612万トン（2017年度の推計）もの食品ロスが発生していて、これは国民１人当たりにすると毎日お茶碗１杯分。なんとこの量は、世界中の飢餓に苦しむ人々への食糧援助量の約２倍に当たります。
買いすぎない、作りすぎない、注文しすぎない、そして食べきる。私たち一人一人は食べ物への向き合い方を今一度考え直していく時期なのではないでしょうか。
《参考資料》
・農林水産省「食品ロスとは」
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/recycle/syoku_loss/161227_4.html、2020/07/15アクセス
・WWFジャパン「「食品ロス削減の日」（10/30）を覚えてください」、
https://www.wwf.or.jp/staffblog/news/4142.html 、2020/08/22アクセス
・2020年7月20日付け北海道新聞
・函館市環境部環境総務課『函館市環境基本計画［第３次計画］』函館市、2020年
