今度（2019.7.21）の参院選の争点は働き方や労働環境の改善。若い人を中心に、苦しんでいる人はたくさんいます。
そんな中、自民党政権は残業代ゼロ制度ともいうべき「高度プロフェッショナル制度」を国会で押し切りました。
そしてその裏では、ブラック企業から献金などを受けている模様。
企業が私たち労働者から搾取したお金は、こうして政権与党や、その仲間たちに流れているのですね。
フジオフードシステム（大阪市）
2015年8月、従業員19人に協定で定めた限度時間を超え、最大月133時間の残業をさせる。うち社員2人に割増賃金を支払わなかったとして書類送検。
2016年3月、自民党・太田房江参院議員へ献金10万円。
2016年10月、日本維新の会・吉村洋文大阪府知事のパーティー券75万円分を購入。
コノミヤ（大阪市）
2016年10月、社員4人に協定で定めた限度時間を超え、最大月105時間の残業をさせたとして書類送検。
2016年12月、日本維新の会・浅田均参院議員のパーティー券30万円分を購入。
三芝硝材（富山県高岡市）
2014年1月、従業員5人に協定で定めた限度時間を超え、最大月100時間の残業をさせたとして書類送検。
2014年3月、自民党・橘慶一郎衆院議員へ献金9万円。
がんこフードサービス（大阪市）
2012年5月、従業員5人に残業をさせたにもかかわらず、残業手当や深夜労働の割増賃金を支払わなかったとして書類送検。
2012～17年。自民党・左藤章衆院議員へ献金72万円。
※ 2019.6.30付「しんぶん赤旗 日曜版」より
